ふぇいすブログ

塾講師の密かな楽しみとは?

塾講師の密かな楽しみとは?
 
私たちは、小学生、中学生、高校生と年齢が大きく異なる生徒のを担当している。
 
1人の生徒を長年担当しているので、ちっちゃいかわいい時から、薄いヒゲを生やした、ちょっと生意気な、半分おとなの時まで担当することもある。
 
これは、学校のどの先生よりも長く、その生徒と付き合っているわけだからおもしろい。
 
小学校の修学旅行でジェットコースターに乗るのがこわいと言っていた(うわさでは泣いていた)男の子が、もう高校3年生で、ずいぶんと背が高くなり、今や大学受験の勉強をしているのは結構おもしろい。
 
卒業生には、大学を卒業して「就職決まりました!」とあいさつに来てくれる生徒や、結婚してせっせと子育てをしている生徒も多い。なかには、社会人として他塾の塾講師としてがんばっている生徒もいる。
 
一般的に、塾講師は、生徒の成績が上がった時や、生徒が志望校に合格した時に、やりがいを感じる!とよく言われる。若い塾講師は特にそうだろう。
 
しかし私の場合、もちろんそれもうれしいのだが、その生徒と人生をゆるーく一緒に走っている感がいいな。あくまでもゆるーく。ピッタリくっつかれたら窮屈だから、お互いにね。
 
徐々に精神的におとなになっていく過程を見るのが楽しい。
 
 
これが塾講師の密かな楽しみの一つだなと思う。


ディズニーのお菓子の缶  本のように見える♡
中は、チョコレート菓子

 

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